あの女性は・・・2
こんにちは。前回の続きです。
女手一で、といったら今どき怒られるだろうが、彼女はまた、優れて生活力のある女性だった。
「どうしてカメラマンになったの」と、ある日、彼女の車の助手席に座りながら尋ねました。
「さあ、どうしてかしらね。手を動かして何かをするっていうことが好きだったからかな。私は肉体労働者の道を選んだのよ」
その「手」を動かし続けたおかげで、彼女はバスティーユ広場の近くに立派な写真スタジオを設けた。
アシスタントも雇いました。
高額な機材も揃えました。
サンジェルマンに小さなアパートも購入しました。